卒論

タイ上場企業が社債発行する際の決定要因に関する実証分析

お久しぶりです。僕の大学は1月末に卒論提出なので、残り約3ヶ月。意外と時間ないなと焦って来ました(笑)。今回のエントリでは、タイ証券取引所に上場している企業を対象に、どのような特徴を持った企業が資金調達の際、社債発行を選択するのか、実証分析…

企業の資金調達に関する理論研究2と東アジア企業を対象にした実証研究

更新が随分滞っておりました。昨日は魁皇が千代の富士の持つ通算勝利数1045勝を抜く新記録1046勝目を挙げましたね。たまたま中継を見ていたのですが、上手を取った時の魁皇はほんとに強い。膝のけがに悩まされ続け、幾度となく引退の危機が叫ばれましたが、…

企業の資金調達に関する理論研究

早いものでもう5月です。僕はとある学生団体に所属しており、そこでは来年開催予定の国際会議を担当しています。3.11以降、いったんは開催が危ぶまれましたが、喧々諤々の議論の結果、予定通り開催する方向で動いています。色んな意味で世界から注目を集めて…

Key Research Question

震災から約1か月が経過しました。復旧に向けた動きは少しずつ加速しているようですが、現時点(4月12日)で死者・行方不明者2万6千人以上、避難所での生活を強いられている方も15万人以上いるということで、福島第一原発の問題とともにまだまだ不透明な部分…

グローバル金融危機はアジアへどう影響したか

通貨危機以降アジア域内で進んだ金融システム再構築の試みが、現時点でどの程度まで成果を上げているか。この問いにこたえるため、2008年の金融危機は一つの現実的なストレスを与えてくれたと考えられます。今回のエントリでは、2008年以降グローバルに展開…

金融危機の根本原因(その2)

ソウルで開かれていたG20ですが、アメリカが要求していた経常収支のインバランスに対しGDP比率で4%の制限をつける案は却下されました。WSJは「Embarrassment in Seoul」という題の社説でオバマ大統領の指導力の欠如を批判してますが、アジアをはじめとする経…

金融危機の根本原因(その1)

前回のエントリで書いたように、卒論では今回の金融危機とアジア債券市場を絡めてテーマを設定していきたいな、と思っています。 そこでまずは、今回のグローバルな金融危機の要因やマクロ経済的な背景について理解していきたいと思います。ここではまだ危機…

アジア新興市場と100年に一度の経済危機

現時点で僕の頭にある卒論テーマのイメージは、アジア新興市場と2008年からはじまった金融危機・世界同時不況を絡めてなにか書けないかな、と。 アメリカのサブプライム・ローン問題に端を発した金融危機は、最終的に世界的な不況にまで発展してしまったわけ…